修論&卒論発表
2025.02.11
修論、中間発表、卒論を行いました。
以下を発表しました。
修論の題目は以下です。
AKTER SHARMIN
Investigating the Role of ArfGAPs ADAP1 and ARAP1 in CD63 Trafficking and Extracellular Vesicle Secretion
ARAP1やADAP1KD細胞で、細胞膜へのCD63の誤輸送を見ています。細胞膜に誤輸送されると、エクソソームではなく、microvesicleとして分泌される可能性があるからです。この研究でARAP1やADAP1KD細胞で、CD63の何の分泌が阻害・促進されているか、予測することができました。
米川 悠太
Assessment of Membrane Disruption in Early Endosomes Induced by Magnetic Nanoparticles
磁性ナノ粒子が磁場によって初期エンドソームを損傷できるという論文です。リソソームは損傷しないようです。初期エンドソーム特異的に損傷できるのは、新規性が高いです。これは論文になりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/csf/50/1/50_24037/_article/-char/ja
副査の先生方、どうもありがとうございました。
卒論は以下です。
新谷 歩
ARAP1の機能解析のためのshRNAベクターの構築
最近はゲノム編集によるノックアウト細胞株の利用が多いですが、ArfやArfGAPは細胞にとってとても大事な単お悪質で、欠損すると細胞が弱ってしまい、継続的な細胞株の維持が難しいため、shRNAの導入によりノックダウンの実験系を構築しようとした研究です。現在も継続中です。